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「王妃の館 VIVA!FESTA!」 初日見てきましたー

はい、初日見てきました!

ということで簡単に感想です。

 

ネタバレかもしれないので、悪しからず。

 

 「やっぱりコメディは楽しい!宙組のショーは熱い!」そう思わせてくれる公演

「王妃の館/VIVA!FESTA!」が初日を迎えた。

 「王妃の館」は浅田次郎原作の現代パリを舞台にした芝居。

かのルイ14世が築いたとされる王妃の館には、朝夏演じる著名な恋愛小説家、

北白川がツアー客として訪れる。そのツアー客を案内するのは実咲演じる桜井。

ツアー会社社長でもある彼女は、経営難に苦しみ、とんでもない事を

計画する。それは北白川含む高額を払ったツアー客を「光ツアー」、もう一つの

格安料金を支払ったツアー客を「影ツアー」として、それぞれを同じ部屋に予約した

のだ。だが両ツアー客のどちらも、なんだか癖の強い客ばかり。そこにルイ14世

亡霊も現れて・・・・。というドタバタコメディだ。

 コメディは笑えなければ大変な事になるが、その心配は無用だ。

何しろ、宙組トップスターの朝夏演じる北白川がまず面白いからだ。すらっとした

スーツ姿を見せてくれている朝夏だが、北白川の変人っぷりを仕草や表情で

表現している。創作のきっかけをつかんだ時の彼の仕草がまずおかしいし、真風演じる

ルイ14世との絡みもテンポよく、笑いを誘う。そして朝夏を筆頭に、出てくる人物皆が

おかしい。その中でもクレヨンを演じた蒼羽の体当たりっぷりは必ず見てほしい。

 惜しむらくは、ツアー客以外の組子にほぼ台詞がなく、完全に背景になってしまっている点だ。

カンカンや踊り子、ホテル従業員ということで見せ場はあり今芝居を盛り上げてくれて

いるものの、組のファンとしてはやや物足りなく感じてしまう。

だが浅田次郎原作の「笑えて泣けて」という人情み溢れる部分を残しながら

キラキラした宝塚の華やかさを加えて、宝塚らしい「王妃の館」を作った

こと、膨大な内容を約1時間半でまとめてみせたことに賛辞を送りたい。

 一方、ショー「VIVA!FESTA!」は世界のお祭りがテーマだ。

朝夏と怜美の華やかな幕開きの後、リオのカーニバルやヴァルプルギスの夜、

スペインの牛追い、YOSAKOIソーラン祭りが展開されていく。ショースターで

ある朝夏率いる宙組のショーは、とにかく熱い。特にYOSAKOIソーラン祭りは

その熱さが格好良く、ダイナミックだ。

 だがこのショーで一番特筆すべきは、フィナーレのトップコンビのデュエットダン

だろう。息のぴったりとあったダンスは、なにより美しい。リフトの華やかさも見事

だが、それ以上に二人の醸し出す雰囲気が愛に溢れていて、見るものに涙を誘う。

今公演で卒業するトップ娘役の実咲だが、それに相応しい美しさや華やかさを

最後に見せてくれている。

 今公演は3月6日まで。

 

がーっと書いたので、間違いあったらすみません。

とにかく楽しかったなー。宙組サイコー。